1971-03-24 第65回国会 衆議院 商工委員会 第15号
ガソリンでも灯油でもナフサでも、軽油類までそれを運べますという技術が進歩しております。これが第三点。 それから第四点は、これは随伴することでございますが、この各輸送方式を比べますと、労働力が非常に節約できる。 それから、天候等に左右されないで安定的に供給もできる建設期間も比較的に短縮できるという利点もございます。
ガソリンでも灯油でもナフサでも、軽油類までそれを運べますという技術が進歩しております。これが第三点。 それから第四点は、これは随伴することでございますが、この各輸送方式を比べますと、労働力が非常に節約できる。 それから、天候等に左右されないで安定的に供給もできる建設期間も比較的に短縮できるという利点もございます。
軽油類にはそれほどまでの設備はないのです。全国さがしてごらんなさい。奥野さんに反対するわけじゃないのですが、そういうとろこだと、安い軽油を使って農業をやるということも、販売の組織もあるからあり得る。販売組織もないものを、軽油の使ったらいい——だから、あなたは知らぬけれども、大蔵省は、軽油は使いようがなかなかないだろう、販売網がないからとちゃんと先を見ておるのです。軽油にはかわらない。
しかし、軽油類はすみやかに自由化してはどうかと考えております。
前会に御説明申し上げましたように、原油、重油、粗油に対しまして一〇%、それからガソリン、軽油類に対しまして二〇%、潤滑油に対しまして三〇%という税率を、大蔵省を中心といたしまして、経済安定本部、農林省、通産省、外務省、厚生省等の関係各部局が集まりまして相談いたしまして、以上申し上げましたような理由によつて相談がまとまりまして、そういうように原案を作成いたした次第でございます。